ごあいさつ


うたごえ喫茶とミニ講演会

 

 「ひまわり倶楽部」の前身、「ふくし岩手」(活動期間:平成23年~29年)の被災地・被災者の復興支援の取り組みは、

ささやかな支援であっても私たちにとっては、貴重な6年間の歩みでした。

 復興の槌音が年ごとに高くなり、やっと未来の三陸地方の夢が描かれ始めていることを喜び合い、もう、私たちの役目は

終わったと思いました。

  東日本大震災から7年余、三陸地方は、静謐なたたずまいを見せてくれます。

  古き良き街並みを知る人たちは、周囲の風景の落差に愕然とするのです。

  あの潮騒や松林ののざわめき、そこに住んでいた多くの人々の思い出、訪れるたびに胸が締め付けられるのです。 

  私たちの活動の支えとなってきたのは、盛岡に避難されてこられた陸前高田で被災されたS氏ご夫妻に元気をいただいて

 きたからだと思います。 このお二人を囲んで、気心の知れた方々でだべったり歌ったり健康に過ごしていきたい。

  丁度、ひまわりの美しい季節、みんながひまわりのようにひっそりと咲き誇って、人生を輝かせて生きていければ幸せという

 ものです。

  そんなのんびりとした倶楽部です。

 

  「ふくし岩手」から引き継いだ、教養講座(ミニ講演会)は、1月と8月を除く概ね2か月に一度、多彩な講師をお招きし、

 コーヒーとケーキを楽しみながら、講話と意見交換を和やかに行っています。

  同じく、うたごえ喫茶は、1月と8月を除いて毎月第2日曜日午後のひと時オープン。バンドによる生演奏で歌える貴重な

 場所として毎回好評開催しています。

 

  あなたもちょっと覗いてみませんか?

 

                                             平成30年 8月 1日

                                                ひまわり倶楽部

                                                     代表 千葉 健一